④考えたいリフォーム事情            

国内建築物リフォームの工事受注高は、平成24年まで過去5年間は3兆円前後でしたが、平成25年には4兆8千億円を超えました。

その背景としては、リフォーム関連の減税の延長や、住宅エコポイントの復活により、家計に助かる環境が整ってきていることにあるといわれております。

 

しかし、根本を見直すと、高度成長時代に昔ながらの民家から工業化に伴った住宅に変化し、

その当時一斉に建ちはじめた快適性を売りにしてきたメーカー住宅自体も徐々に老朽化してきたことが背景にあると思います。

サイディングなどの画期的な技術が世の中に浸透し、メンテナンスフリーをうのみに、住いに対してアフターケアにお金をあまりかけなくてもいいと思ってしまったことや、

バブルがはじけて、生活費の優先順位からメンテナンスを外してきたこと(目をつぶってきたこと)にあると思います。

 

また新築に比べ、塗装や簡易リフォームには職人の免許規制が緩く、中には塗装工事の際、各塗料の使用方法(養生期間等)を守らないまま工事をしたり、

補強工事時に図面や重心等の検討ができないまま工事をしたりしてしまう職人もいて、トラブルを耳にする機会が増えたことにも、

リフォーム業者よりもハウスメーカーのほうが安心と世間が感じてしまった背景があったことも否めません。

 

そこで近年まで、新築に対する減税など、政策的に行われていることが、

先に世間に浸透した為、古くなったら建替える(住み替える)という流れが少なからず行われていたのでしょう。

 

つまり今、国の政策で、耐震リフォームや、バリアフリーリフォーム、に加え、省エネリフォームなど、所得税や固定資産税を控除する政策が、より複雑化しながら打ち出されておりますが、

せっかく夢を乗せて建てた新築の家をお持ちなら、苦しい家計や、忙しくい時間に追われながらも、今より少し自分でメンテナンスし、掃除して上げることが、

ファイナンシャルプランナー的なアドバイスとしては一番経済的だと思いますし、家族と心にゆとりを生むことができると思います。

 

〈仮説〉人生80年とした場合、

  • 30歳で新築を建てた人が、メンテナンスを一切せずに、30年目で建替えた場合、建替え費用が2000万円かかると仮定できます。
  • 30歳で新築を建てた人が、メンテナンスを基本せずに、20年目、40年目で大規模リフォームした場合、 リフォーム費用が1000万円かかると仮定できます。
  • 30歳で新築を建てた人が、毎日掃除をまめに行い、5年に1回メンテナンスを30万円かけ続けた場合、メンテナンス費用に300万円かかると仮定できます。

 

忙しい仕事を少し休んで、住いのメンテナンスに時間とお金と労力をかけてあげることは、国の経済対策よりも、『家計の経済対策』につながるような気がします。

分かっていても、なかなかうまくいかないのが現実!それでも、この機会に生活リズムを考えてみること、行動してみることが、本当の意味でのエコ住宅のような気がします。

 

 

 

 

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