31 先人に学ぶ「人生設計とお金」

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創業何百年も続く日本橋の名店は、一店舗経営を貫いているお店が多くあります。京都では1000年続く名の知れない名店があります。

 

今なお創業者で、店を大きくしない先輩たちに共通する点は、1つ確実にあります。

「一生仕事、一生勉強。」です。そこには上辺ではない本物の風格を感じます。

そういった老舗では、「末代まで働き、学べ」という家訓がほとんどの店で残っています。

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つまり、分かりやすく言えば、彼らは「生まれて死ぬまで人一倍働き者だ。」ということです。「だから、店を大きくしなくても、荒波を乗り越える自信があるのだね。」なんて単純な図式ではありません。

 

ここにこそ、日本人一人一人の生産性を上げなければいけないこれからの時代に生き抜くヒントが隠されているのです。

 

「人生設計」という観点から考えていきましょう。

こどものころに夢描いた職業に就き、人生を全うし、老後を幸せに暮らす。

誰もが形にした設計図。思い通りにいかなくても、修正しながらなんとか歩んでいるのではないでしょうか。

 

「どうですか?」「思い通りに歩めていますか?」

 

答えは全員「No!!」でしょう。

 

だから多くの人は、どうせ思い通りにいかない「人生設計」を見直すことをやめるのです。たまに、昔描いた設計図をなぞるように軽く見直す程度です。時に人生につまずいた時は真剣に設計し直します。でも、良くなればまたその「人生設計」を軽視するのです。この繰り返しです。

 

これには人間が勘違いする自然現象が関係しているのです。

 

人生設計が思い通りにいかない80%以上の要因は、『環境の変化』です。

環境とは、時代や流行、友人知人関係、財産、発明と消滅、貨幣価値、影響力、ライバルの出現、場所など様々あり、それが変化するからその時描いた人生設計が壊れるのです。

 

 

人はうまくいかない時、自分を責め、自分の行動(自分の描いた設計図)を責めます。そして、うまくいく方法が分からなければ、次の手を考えるのです。

 

今風に例えを出すと、少子高齢化が進めば、働き手の生産性を高めなければなりません。1人1人が同じ報酬で、昔の人の3倍働くには苦しいので、AIに一生懸命仕事を覚えさせて楽をしようとします。しかし、『環境が変化』すると、また1からプログラミングのやり直しになるのです。しかも、AIに仕事をさせても結局すべてを人の手でチェックしなければなりません。最後にはAIのせいで余計に忙しくなって人はAIをやめて、別の方法を考えるのです。

 

では、どのように「人生設計」を考えますか?

 

まず、「人生設計」には2種類ある事を知りましょう。

①「人としての設計図」・・・自分はこうありたいと思う設計図。

②「動物としての設計図」・・・ずっと3度のご飯を食べるための設計図。

 

多くの人は、①を作っています。これが、「環境の変化」で無意味になる設計図です。対処方法は1つです。3か月に一回は毎回真剣に作り続けることです。  多くの人は立派な人になろうとします。せめて人としてダメなひとにはなりたくないのです。

しかし、名店の創業者たちはアプローチが違います。①動物として自然に生きたい。→②「人として」ルールがある。→③動物として自然に生きるために「人としてのルール」を知ろうと勉強する。→④ルールを守りながら、動物として自然に生きるために人一倍働く。→⑤楽しく生きられる。となるのです。だから、「一生仕事、一生勉強。」というのです。

解説すると、①人はまず、動物として自然に生きています。→②自然に生きていると良いことも、悪いこともします。→③悪いことを規制して「人として」ルールを作ります。→④ルールにより立派な人と、そうでない人が生まれます。

私が、注目しているのは実は②です。「3度のご飯を食べるくらい誰でもできる。」と思う人が多く、確かな考えなので否定できませんが、最初に述べたような名店の創業者はどうもこの「動物としての設計図」を描いているようなのです。

これは、本当に大変で至難の業です。一流アスリートや急成長企業の社長などにみられます。

これがどう役に立つのかというと、「人として」生きている人は、まずは人と同じことはしなければなりません。それから立派な生き方をしなければなりません。そのためにお金も時間も使います。→勉強や人助けをする時間もお金も余裕がなくなります。つまり、「一生仕事、一生勉強。」とは、実は、「人として」生きていると中々できない事なのです。時に変人扱いされることなのです。そんな自己犠牲の中に成り立っているから、『力』となるのです。そして、常に新しいことを学んでいる人は、古いものを捨てられるのです。だから「環境の変化」の影響を軽減し、一生色々な仕事を依頼され続けるのです。

 

「人として」ルールで生きてしまったら、たった40年足らずしか働いていないのに65歳で定年し、残り20年以上を貯金と年金で生活しなければなりません。また今後その環境も変化するかもと恐れます。

彼らは「動物としての人生設計」を働き盛りのうちに気が付き、描ければ、無駄遣いもなくなるし、一生仕事が尽きない人になれると伝えてくれているのだと思います。

人生90年で40年しか働かない人はピーク時の年収がいくら高くても、お金は綺麗に回りません。人生90年で70年働く人は、いつでも自然なお金の回り方ができるのです。

 

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