29.大企業の小型化。零細企業経営は安定化へ?!

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少子化問題対策として、大企業の小型化が加速している。消費者は大企業のメリットを利用しつつも、AI導入などの小型化の費用を余分に支払っていることとなる。

将来的にはこの流れは終息せざるを得ないことになる。

結果、公務員や会社員が一番不安定な職業となる。

 

このメカニズムの計算式を、数字を使わずに説明てみます。

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大企業の小型化の目的

企業維持費を確保するために経費を抑えたい。

経費計算をする。

人件費を抑えることが一番効果的だと判断してしまう。

試したい理想論。

①生産力を増やしつつ、人件費を減らす。

②従業員の給料を下げずに、人件費を減らす。

③従業員の首を切らずに、人件費を減らす。

④若い力を沢山取り入れて、人件費を減らす。

叶えられる方法

AIを導入することと、若い正社員の採用を抑え、若者を最低賃金(基準法の意味ではない)で働かせることです。

つまり、AI開発費は、「便利」や「品質の安定」を売りに、値上げしてペイし、AI管理に関しては、派遣やパートに対応させる。賃金が安いのは、「稼いでいるのはAI」と従業員を錯覚させられるからだ。

 

この流れが悪いことではなく、大企業にとって、どんなに最高能力者のCEOがついても、この流れに乗ることが最良であることは事実であり、この流れに乗らないようでは、そもそも大企業になっていない。つまり必然要素である。

 

以上の事から、今の大企業のほとんどが、高齢化が進み、AI開発で抱えた出費を回収するのに何らかの痛手を請う時期が来るであろうことは、誰しもが予想できる。

 

そうすると、客離れが激しくなることも予測でき、頼りになるのは国や大金(大数)の力が働く救済措置だけとなります。

 

そして、手に職を持たない、現在の大企業や公務員の職はその時代に一番不安定な職業となる計算になります。

 

代わりに安定的になるのは、零細企業の経営者となります。

 

零細企業経営が安定するメカニズムは今回は割愛するとして、企業は「安定が全て」ではなく、むしろ「稼ぐこと」のほうが大事かもしれません。

ストレスを抱えて大金持ちになるか、貧乏でもゴロゴロ過ごして一生終えるか、どっちもうらやましくは見えますが、中小企業に勤め、ほどほどに忙しく、ほどほどに自由にでき、多くはないがほどほどの使えるお金があり、ほどほどに愚痴を聞いてもらえる仕事こそ「本当の(心の)安定」といえるかもしれません。

 

アドバイス

結局、どこでどの立場で何をしているかは重要ではなく、どこにいても謙虚に臆病にかつ強く自分の品格を研き続ける人が、自然に安定をつかんでいるのだと感じます。

 

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