30 仕事を頑張っているのに家で孤独なお父さん

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仕事を頑張っているのに家で孤独なお父さんはかわいそうと思いますよね。お仕事頑張っているから子供と遊ぶ時間があまり取れず、奥様にも呆れられ、結果的に孤独になっているお父さんはかわいそうです。しかし、家で孤独なお父さんは、仕事で頑張っていてもいなくても、帰りが遅くても早くても、どのみち孤独を味わいます。また、孤独なお父さんとは違い、家族の輪の中心にいるお父さんもいます。

違いを分析するのは残酷なので、孤独なお父さんのパターンだけ見てみましょう。

①夫婦仲が悪い中で、子供たち全員がお母さん派である。

②夫婦の会話がないので、子供たちも母親に気を使って父親と話をしていいのか分からない。

③お父さんが、家族に嫌わる決定的な事をして、誤解を解くなどの解決をしていない。

④もめ事や煩わしいことを避けるため、父親は伝えるべきことを家族に伝えないで自己消化する。

⑤母親が、父親を立てない。子供と話しをするお父さんにお母さんが嫉妬する。

⑥家族全員が自己中心的な性格。若しくは、やってほしいことを頼めない性格。

家族がこれらのパターンに1つでも当てはまると孤独なお父さんは生まれます。それで仕事を頑張って、家族のために献身的になればなるほど、いたたまれなくなります。でも、①~⑥の場合それも家族はイヤミと捉えたり、喧嘩を売っていると捉えたりします。結果益々孤立します。まあ頑張らなくても、どの道孤立は進みます。

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孤立しないお父さんであるためには、ハードルは高いですが、話し合うことです。最初はウザがられたり、余計に嫌われたりしますが、根気よく、特に相手の話を聞く事を増やせればよいです。その積み重ねが孤独になった誤解を解くカギになると思います。

孤独になるお父さんの家族は、全員苦手なことが似ています。誤解を解くことや、何でお父さんと距離を取りたくなるのかを理解することが、家族全員苦手なのです。だから、そもそも誤解を解くのは難しいので、孤独にならないのは難しいです。

傍から見れば、家族の中心にいるお父さんが幸せそうに見えますが、案外孤独のお父さんの方が、肩がこらなくて幸せなのかもしれません。家ではカッコ悪くて孤独でも、外では社交的でかっこいいお父さんを見て家族が惚れ直すモテ期が一瞬訪れるような人生も悪くないです。無理に変えることなく、ありのままの家族を自分らしい生き方で満喫するのが一番健康的と思います。

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〈追加記事〉

沢山の方にご覧いただきありがとうございます。皆様のご意見では、このような内容が多かったです。

1位、お父さんは、「カッコつけ」で「嘘つき」。おいしいところだけ持っていって子供の前でカッコつけたがるので、物心がついてくると嫌いになる。

2位、お父さんは子供の幼少期において、「何でもできる憧れのヒーロー」。それが年頃になると自分の父親も世間と変わらぬ「ただのスケベおやじ」だと分かる。

3位、子供をいつまでも子供として扱うので、距離が近すぎてうっとおしくなる。

1位から3位まで見ても、「いつまでも、子供に気を使わせるなよ!(確かに育ててもらってるから何にも言えないけどさ。)」という子供からのメッセージが聞こえてきそうです。

心の持ち方:子供は父親との「交渉カード」として「父親を孤独にしている」。つまり、本音で離れたい訳ではない。

お父さんの禁句:「俺のおかげで家族が生活できている。」←子供にとって父親は「かけがえのない存在」つまり無条件に自分と同じくらい大切な人なんです。だから傷つけてしまうことがあるし、大嫌いになるのです。決してお父さんのおかげで生きるのではなく、それを子供なりに知っています。

「家庭内の会話が「言語化」できていない。」という問題をを取り上げている専門家もいますが、言語表現が下手な職人さんと、言語化を得意と言っている大学教授とで、孤独感に差があるとは思えません。

これらを振り返っても、やはり、孤独に対して過度に苦しみ過ぎることだけは注意したいです。気楽に生きるのも同じくらいに大変です。

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